プリンスタイプを怒らせたら、その場ですぐ、思いっきり謝るのが大切です。
理由とか対策とかは不要。とにかく謝罪する。
機嫌を治してくれたら、その後は同じ話題を蒸し返さない。
プリンスタイプに、遊びに誘われたり、趣味を進められたりしたら、絶対に、喜んで見せましょう。
気が乗らない場合は、残念そうに断ります。単に言葉で「残念です」と伝えるだけでは不十分。
思い切り残念そうな口調、残念そうな表情が大切。
その後理由を説明する。お金やスケジュールといった「仕方ない」理由をあげること。
プリンスタイプとの約束は、あてにしてはいけません。
○○をあげる、××に行こう、△△を持ってくる、と調子はいいけど、実現率は低い。
約束ではなく心意気や気分なので、ほんとうにしてもらったらラッキーくらいに思うこと。
親分肌、姐御肌でみんなの中心になっているプリンスタイプの場合、顔をつぶさないよう気をつけましょう。
みんなを誘ったり、何かを提案したりするときは、先に声をかけておくのが上手なやり方です。
プリンスタイプがみんなを誘ったり、提案したりする場合、みんなの前で真っ向から反対するのはさけましょう。
大勢で話しているときに、気を付けて話題をふるようにすると、たちどころに機嫌がよくなるのがプリンスタイプです。
そう言えば、◯◯さんもそうだったよね?
この前、◯◯さんも××してなかったっけ? というカンジ。
プリンスタイプの上司の場合、状況を感覚的につかめるよう、まとめの部分が大切になります。
細かい数字を報告する場合も、最後にデータの解釈を入れるのを忘れずに。
ポジティブな解釈の方が喜ばれますので、可能ならそういう表現を心がけましょう。
厳しい数字を報告する場合も、笑顔でするか、心配そうにするかで、印象が違ってしまうのがプリンスタイプです。数字では動きませんので、どう感じてほしいかを計算しつつ、表現や表情を選ぶことが大切です。
プリンスタイプが部下の場合は、「ほめる」と「叱る」のバランスに気をつけること。
ほめないとやる気をなくすけど、叱らないと仕事がどんどん遅くなります。
催促されなかったり、期待されていな仕事はあとまわしになるので、まめに進展具合を報告させましょう。
報告させると、話が脱線する場合も多いでしょうが、それを聞くのも大切です。ついでにグチををきいてあげるつもりでいる方がいいでしょう。
時間のムダという気もしますが、結局その方がよく働いてくれます。