スペシャルタイプは、ファッションから趣味、生活のあらゆる場面で、いろんなこだわりを持っています。
気づいて共感してもらえれば喜びますが、反面、間違った共感のされかたで気分を害してまうこともあります。
話題にするときは、さりげなく。
語りだしたら感心して聞く、というのが安全です。
スペシャルタイプは、自分の理想を「まだまだ届かないダメな自分」という
グチの形で語ります。
その時、「いやいや充分できている」と安易にほめない方が安全。
むしろ、大変さや悔しさには共感し、「自分はすぐあきらめてしまうのに、がんばってるなんてスゴイよ」と志をほめましょう。
スペシャルタイプは穏やかに見えますが、自分の理想をバカにされたり、ないがしろにされたと感じると、激怒することがあります。
一旦怒らせると、激烈ですし、長いです。
個人的な感情で、会社をやめることすらありますので、怒らせないように注意が必要です。
スペシャルタイプだな、と思ったら、何を大切にしているか、どんな理想をもっているか、まずしっかり話をきき、否定しないようにします。
【上司】
スペシャルタイプが上司なら、上司のこだわりに反論しないで、感心して聞くことが大切です。
仕事の現場では、そんなことは言ってられないだろうと思っていても、がまんです。
実際の仕事では、がんばったけどできなかったことを辛そうに語れば励ましてもらえます。
スペシャルタイプが部下にいるなら、部下の気持ちやこだわりに共感し、こだわりを認めてあげることが大切です。
それだけで、あなたへの信頼度は格段にあがるはず。
その上で、「こだわる気持ちはわかるけど、こういう場合は、こっちを優先すべきだ」「もっと広い視野で判断できるようにならなければ」と、新しい「できること」を目標に設定できれば大成功。
反対に、「考えが足りない」「ビジネスをわかっていない」といった論調で頭ごなしに否定すると、驚くほど逆らってきたりします